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「富の用い方」(2018.12.2)

投稿日:

ヤコブの手紙5:1~112:11~22

 富をどう用いるか?そのような質問をされても、使い方が分からないほどのお金など持ったことがないという人がほとんどだろうと思います。

 けれど、多い少ないにかかわらず、お金というものにどう向き合うべきかは誰もが考えなくてはなりません。お金があると、贅沢が出来ます。欲しい物が手に入ります。そうなると欲望には歯止めがかからなくなります。お金持ちになれば名誉も欲しくなる、人々を自分に跪かせたくなる。ブラジル大統領になろうと思っていたと言われるカルロス・ゴーン氏は良い例です。お金の怖さはそこにあります。つまり物質的な価値と快楽への執着が、その人格に影響を及ぼしてゆくという点です。

 これは他人ごとではありません。例えば相続問題が起これば仲の良かった家族の間も険悪になります。又、先週中野先生がお話し下さいましたが、震災によって様々な被害があった内、福島における最も深刻な悩みは人々の心が分断された点です。避難を続けるかどうか、そして賠償金の金額等。人間同士が分断され、憎み合うようになる原因の多くは金銭の問題です。

 イエス様は「富は、天に積みなさい」と仰います。「あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」(マタイ6:21)私達の心をご覧になっている方がいる。私達の心が、一体何を一番大切にしているかをよく知っておられる方がいる。実際にこの世を生きてゆく私達には様々な戦いがあります。困難な戦いもあります。けれどこの世の全てを支配なさっている神様が共におられることを信じ、一番大切にしなくてはならないことを決して忘れることなく、天に富を積んでゆきたいと願います。

-説教要旨

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