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「イエス様の平和」(2018.12.30)

投稿日:12月 30, 2018 更新日:

ルカによる福音書書2:8~20

クリスマスになると私達は大抵聖書の中のこの箇所を読みます。

救い主がお生れになったという重大な知らせが、まず最初に誰にもたらされたかを知ることは大切な事です。この大いなる知らせは地位も名誉もお金もない、この世では低く見られている羊飼い達に一番最初にもたらされたのでした。天使たちは歌います。「地には平和、御心に適う人にあれ。」(14)今年一年を振り返りますと、平和とは程遠い出来事の如何に多かったかを思わされます。多くの人災とも呼べる自然災害や、難民となった人々の悲惨な状況も始終報道されました。この地は平和とは程遠いものになっています。世界に平和が訪れることを願わずにいられませんが、同時に私達の内面の平和もいつも脅かされています。不安や怯え、苛立ち、恨み等々、私達の心も平和とは程遠くなっています。

けれど聖書にはこのように書かれています。「どんなことでも思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」(フィリピ4:6,7)イエス様を信じる者は、真理の霊を与えられます。この霊は弁護者として信じる者に遣わされます。どのような罪人であっても、弁護者はあくまでも味方です。どんなに弱く、小さい者であっても、この弁護者はいつも傍らにいて下さり、「人知を超える神の平和」を与えて下さるのです。「地には平和」と歌いかわした天使を遣わされた方は、今、私達にもその喜びのおとずれを伝えて下さっています。

-説教要旨

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