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月に一度 水曜集会を再開

投稿日:11月 13, 2020 更新日:

今年も余すところあと1か月と少しになってしまいました。

富里教会もコロナ禍によって、4月19日から5月24日までの礼拝をお休みしました。5月31日のペンテコステより礼拝を再開し、それ以降は礼拝時間を短縮して各集会も休止するという形をとって今日に至りました。

11月から第1水曜日だけ水曜集会を再開しました。「項目聖書」(聖文舎)をテキストに、生活の中の身近な問題につき聖書にはどのように書かれているかを学びます。

4日の第一回は「老い」について考えました。今回の発題担当の姉妹が以下の素晴らしい詩を皆に紹介して下さいました。

「最上のわざ」

     この世の最上のわざは何? 楽しい心で年をとり 働きたいけれども休み しゃべりたいけれども黙り

     失望しそうな時に希望し  従順に平静におのれの十字架をになう

     若者が元気いっぱいで  神の道を歩むのを見てもねたまず  人のために働くよりも

     謙虚に人の世話になり  弱って、もはや人のために役だたずとも 親切で柔和であること

     老いの重荷は神の賜物  古びた心にこれで最後のみがきをかける  まことのふるさとへ行くために

     おのれをこの世につなぐ鎖を  少しずつはずしていくのは  真にえらい仕事

     こうして何も出来なくなれば  それを謙虚に承諾するのだ

     神は最後にいちばん良い仕事を  残してくださる  それは祈りだ

     手は何も出来ない  けれども最後まで合掌できる  愛するすべての人の上に  神の恵みを求めるために

     すべてをなし終えたら  臨終の床に神の声を聞くだろう 「来よ、わが友よ  われ、汝を見捨てじ」と

                              ヘルマン・ホイヴェルス 「人生の秋に」より

人生が終わりに近づいて身も心も衰えた時、残された時間に神様はなお最上のわざが出来るようにして下さる。それは愛する人々のために祈ること。人生の最期までその奉仕は続けることが出来る。

再開した水曜日の集会でこのように素晴らしい詩を学ぶことが出来て感謝でした。老いてゆくことは悲しいけれど、その中にも神様の恵みと祝福は満ち満ちている。そんな希望を共有するひとときを過ごすことが出来ました。

-富里レター

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