先週は、当教会創立70周年記念礼拝、感謝会を行う事が出来ました。神様の導きの内に和やかな温かい雰囲気の会になったことは本当に感謝でした。記念会をすることで富里教会の70年の歴史を振り返る事には大きな意味があるように思われます。この地でフランクリン先生の始められた宣教の業の目的が何であったかに、もう一度思いを馳せなくてはならないと思わせられたことです。
この富里の地に多くのクリスチャンが生まれること、そして各々の信徒達の働きによって、この地域全体が神様の栄光を現す場となることを願ってのフランクリン先生による福音の種蒔きであったことを思います。その業の中心に置かれたこの富里教会の使命についてこれを機会に私達は今一度深く考えなければならないでしょう。
それにつけても時代が変わったとはいえ、かつて熱心に集ってきた多くの青年たちのほとんどが、今では教会を離れてしまった事実は重く受け止めなくてはなりません。「信仰に踏みとどまる」ことは決して簡単なことではないのです。9節には救われた信徒の歩むべき道筋が示されています。「どうか、“霊”によるあらゆる知恵と理解によって、神の御心を十分悟り、すべての点で主に喜ばれるように主に従って歩み、あらゆる善い業を行って実を結び、神をますます深く知るように。」富里教会の背後にある多くの祈りに支えられて、教会の枝なる私達一人一人は最後まで信仰に踏みとどまり、この地にあって「善い業を行って実を結び」たいと願います。