箴言3章13~20節
人生の祝福について本日の箇所にはこのように書かれています。16節
「右の手には長寿を、左の手には富と名誉を持っている。」人より長生き
をして、お金持ちになり、社会的な地位や名誉を持っているとなれば、
何と幸せな人生だろうと思われることでしょう。けれど、神様の尺度は
別の所にあります。まず長命か短命かということになれば、生きている
時代によって、あるいは置かれた環境によって、思わぬ病気や事故によ
って、若い命が失われていきます。長寿が叶わなかった人生は神様の祝
福を得られなかったのかと言えば決してそうではありません。イエス様
が約束して下さっているのは、この世の長寿どころか永遠の命なのです。
又、本当の富とは、この世で築く財産ではなく、天に積む宝のことです。
目に見える形ではなく、神様が喜んで下さる言葉と行いを積み重ねる事
こそが、その人にとっての本物の財産になるのです。又、本当の名誉と
は何でしょうか?この世での高い評価を得るのも決して簡単ではありま
せん。人々の尊敬に値する成果を得るには、大変な努力が必要でしょう。
ただ神様の下さる栄誉は、人がそれぞれの人生をどのように誠実に歩ん
だか、イエス様が待って下さっているゴールを真っすぐに目指す姿に対
して与えられるのです。3章6節には、この道をどのように歩むかが記
されています。「常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば主はあ
なたの道筋をまっすぐにしてくださる。」17節「その道は楽しい道であ
り、その道筋はみな平安である。」(口語訳)神様が与えて下さるまこと
の知恵によって、本当の祝福に満たされた人生を歩みたいものです。