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「神様の命令による旅路」(2019.1.20)

投稿日:1月 20, 2019 更新日:

民数記9:15~23

イスラエルの民はエジプトを脱出し、いよいよ約束の地カナンに向かって旅立ちます。この時「主は彼らに先立って進み、昼は雲の柱をもって導き、夜は火の柱をもって彼らを照らされたので、彼らは昼も夜も行進することができた。」(出エジプト13:21)と書かれています。そして神様の命令によって幕屋を建設した民は、荒野の旅路を行くにあたって聖所なるこの幕屋と共に移動し、常に幕屋を彼らの中心に置いたのでした。この幕屋を覆う雲の動きに従って、民は旅を続けました。「雲が長い日数、幕屋の上にとどまり続けることがあっても、イスラエルの人々は主の言いつけを守り、旅立つことをしなかった。雲が幕屋の上にわずかな日数しかとどまらないこともあったが、そのときも彼らは主の命令によって宿営し、主の命令によって旅立った。」(19,20節)

このイスラエルの民の旅路は、私達の人生の旅路と同じです。神様のご命令に従ってゴールに向かって歩む時、その行程を人は予め予測することは出来ません。前進すべき時、とどまるべき時は神様に委ね、その導きに従う他ありません。「何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。」(コヘレトの言葉3:1)

神様のご計画は私達には見えないのです。予想もしなかった悲しみや苦しみに突然襲われることも私達の人生には起こるのです。けれどイスラエルの民の旅が、約束の乳と蜜の流れるカナンの地を目指すものであったように、神様はそれぞれに与えておられる目的の地に向かって、人生の旅路を確実に先導して下さっているのです。

-説教要旨

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