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「栄光に包まれる」コリントの信徒への手紙二3章4~18節

投稿日:4月 9, 2019 更新日:

3章の3節には「あなたがたは、キリストがわたしたちを用いてお書きになった手紙として公にされています。」とあります。この手紙は墨でなく神の霊によって、石の板ではない心の板に書き記されたものであると述べられています。これがどれほど素晴らしい事かを、パウロはかつて神様から掟の板を頂いた時に、モーセの顔がどれほど栄光に輝いていたかの例を引いて読者に説き明かしているのです。そうであるなら、聖霊によって心に神様のメッセージを刻まれている者達が受ける栄光はどれほどのものだろうか?

「私達は皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に作り変えられていきます。これは主の霊の働きによることです。」(18節)

日々の生活の中で私達の受ける栄光とは、一体どのようなものでしょうか?年齢のせいで、或いは生活上の様々な課題のせいで、私達の心と肉体は弱っていきます。けれど、イエス様の十字架によって一人一人が内に頂いている聖霊は、私達を日々新たにしてくれると聖書は約束しています。これからの人生の途上、いくつもの艱難が私達を待ち受けているでしょう。けれど、その艱難を通して聖霊が内から支えていて下さることを実感することが出来ます。その積み重ねが神様に対する絶対の信頼をゆるぎないものにしてくれるのです。信仰者の頂く栄光の輝きは想像をはるかに超えたものです。

-説教要旨

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